悩み・不安 給料が安い

保育士の給料が安すぎる!? 地方と東京での格差がますます拡大か

2023年12月19日更新

保育士給料 安い
当記事には一部広告リンクがふくまれていますが実績のあるものを厳選して掲載しています。
 

お給料が安すぎる!

保育士不足を受けて、国や自治体がいろいろと保育士さんの待遇改善に乗り出していますが、
給与面の不満を持っている保育士さんもまだまだ多いのが現状です。

最近少しずつ増えてきた男性保育士さんも、勤続年数が増えるにつれて、同い年の男性と比べて給与格差を感じて結局転職してしまうという話もよく耳にします。

やりがいのある保育士の仕事を続けたい!でも給与面でこれからのことが不安・・・という方も多いのではないでしょうか。

今より安心して働けるよう思い切って環境を変えてみませんか?

 

保育士給与の現状は?

保育士の平均給与はこの数年間上昇し続けています。

平成25年度の保育士の平均年収は約310万円でしたが、そこから徐々に上昇し続け、平成28年度は約327万円となっています。

これは社会問題化している保育士不足をどうにかしようと、国や地方自治体が保育士さんの待遇改善に乗り出した成果のあらわれと言えます。

また29年度以降もキャリアアップ制度などで、厚生労働省は約10パーセントの賃金アップを目標としています。

実際にも給与アップとともに、保育士として実際に勤務する保育士さんの数もどんどん増えているのですが、
でも、まだまだ他の業種と比べると保育士の給与は決して高い水準とはいえないのが現状です。

 

 

保育士給与 地方と東京の格差

今までは「平均給与」という形で保育士の給与を見てきましたが、平均給与とは文字通り日本全国の保育士の給料を全て平均したものです。

実際には保育士さんの給与は都道府県ごとにかなり格差が開いているのが現状です

2017年度の東京の保育士の平均給与は397.6万円となっており、全国平均より60万円も上回っているのです。

ということで、実際の求人票を見てみました。

例えば東京の私立認可保育園は月額215000円以上
東京の認可保育園求人

 

近県の埼玉も198000円からと給与水準は高いです埼玉保育士求人

 

一方、東京からさほど離れていない地方都市を見ると

群馬県の一例は16万円ちょっと群馬 保育士給与

静岡県の一例は17万円以上とありました静岡県保育士求人

 

やはり地方の方が給与水準は抑えめです。

 

東京だとパート時給も1650円と他に比べてかなり高いです。東京保育士パート求人

 

いろいろと公開されている求人を見るだけでも、やっぱり東京がいちばん高いです。

地方でも大阪、神戸、京都、愛知などは全国平均をかなり上回るというデータがあります。

東京で保育士として勤務する

いくら東京の保育士の給与が全国平均より高いっていっても、東京って生活費がかかるんじゃない?と思う方も多いかも知れませんね。

確かに統計局の調査では東京の消費支出は全国平均より10%ほど上回っているというデータがあります。

でも、東京って決して物価がそこまで高いわけじゃありません。
価格差が激しいのが東京です。食材一つでも探せばいくらでも高級なものがあるのが東京です。
逆に安くて親しまれているお店だっていろいろありますよね。

でも東京でどうしても高くなるもの・・・それは住居費です。

地方と比べると狭くて高い・・・それが東京の家賃。

それが東京の消費支出を上げている一因でもあります。

 

ですが、東京の保育士さんには家賃補助というありがたい制度があります。

最大で8万2千円、(区独自の施策がある場合は最大13万円)まで家賃が補助されるという制度をうまく使えば、
トータルで見れば地方で一人暮らしをしている保育士さんより生活に余裕が生まれます。

詳しい制度内容や利用する際の注意点についてはこちらの記事をご覧下さい。

東京都で保育士として勤務する際の優遇措置一覧 

 

保育士家賃補助を受けた場合の生活費 具体的シミュレーション

実際に具体例で家賃補助を受けて働く場合を比べてみます。
(金額はあくまで一例です)

  • 東京で一人暮らしの場合

手取り給与    19万円

家賃       1万円(家賃補助利用で自己負担分のみ)
食費(外食含む) 6万円
光熱費      1万円
被服費      1万円
趣味・娯楽費   2万円
通信費その他   1万円
支出合計     12万円

収入から支出を差し引いた残額 7万円

 

  • 地方都市で一人暮らし(住宅手当が支給される場合)

手取り給与   16万円
住宅手当    2万円
収入合計    18万円

家賃        6万円
食費(外食含む)   5万円
光熱費       1万円
被服費       1万円
趣味・娯楽費    2万円
通信費その他    1万円
支出合計      16万円

収入から支出を差し引いた残額  2万円

と、東京勤務の方が家賃補助のおかげで手元に残るお金が多くなる場合も!

引越費用も全額負担してくれる園もあり、初期費用もかなり抑えることが可能です。

実際地方住みだと車がないと生活できない場合もあり、さらに車にかかる費用が必要になることも多いですよね。

つまり、現在の保育士さんを取り巻く待遇では、地方一人暮らしより東京一人暮らしの方が手元に残るお金が多くなる実情が見えてきます。

地方の保育士さんが東京で働くには

現在東京では、まだまだ保育士不足が続いていて、どこも保育士さんを確保するためにあの手この手で求人している状態です。

とはいっても地方の保育士さんが今住んでいる地を離れて上京するのはなかなかハードルが高く感じられるかもしれません。

そんな方におすすめなのが、保育士転職支援サービスの活用です。

東京で勤務するのをサポートしてくれる保育士転職支援サービスと具体的なサービス一覧

保育メトロ

保育メトロは上京する保育士さんに特化した転職支援サービスです。

保育メトロの強みはなんといってもその名も上京支援エキスパートに転職についての相談ができるということです。

上京するにあたってのどんな小さな不安も遠慮なく相談することができます。

職場の面接についても、保育メトロのコーディネーターさんにお願いしておけば、複数の候補先に1日で効率よく回れるようにあらかじめスケジュールを組んでくれるので、余分な手間や費用がかかりません

 

東京で一人暮らしをしたい(している)保育士さんの転職には一押しの
当サイトから何人もご利用いただいているおすすめ支援サービスです。

【PR】
保育メトロの公式サイトはこちら>>>上京したい保育士さんのための転職支援サービス【保育メトロ】



 

全国で行われる保育士さん向けの転職フェアの予定一覧はこちらにまとめています。

保育士さんのための就職転職フェア 2023年 最新スケジュールまとめ 

-悩み・不安, 給料が安い