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保育士求人と転職活動 退職を伝えるタイミングは?

2021年11月25日

保育士の転職活動の流れ
保育士の求人は年間を通して多くあるのが現状ですが
一番のピークはやはり年末から年度末にかけての期間になります。

託児所など一時預かりの施設を除き
新年度がスタートする4月から新しく保育士を採用したいと考える園が
一般的なのはもちろん、新規開園などもほとんどが4月に集中します。

また保育士側から見ても新学期から新しい園で勤務開始したいと考える人は多いです。

実際、現状で保育士として勤務していない人であれば
いつでも希望の求人が見つかれば応募→採用→即勤務という流れで良いのですが
問題は現在保育園で勤務している保育士、特に正職員であれば
転職のタイミングはとても重要です

転職をするということは現在勤めている園に退職の意思を伝えなくてはなりません。

でもなかなか伝えにくいんですよね・・・。

だからと言ってギリギリまで退職の意思を伝えずにいることはおすすめできません。

退職には様々な理由があり退職することや転職することは悪いことではありませんし、
園側からしても慣れているのですからね。

あくまでも現在の園を円満退職して次に進むことが大切です。

最後に揉めるとお互い嫌な気持ちがずっと残ってしまうので本当におすすめできません。

遅くとも3ヶ月前には退職の意思を伝える

正職員であれば一般的に退職の意思を伝えるのは3ヶ月前でギリギリです。

3月で退職するなら12月には伝えておかなくてはいけません。

秋の行事が終わった頃に来年度の勤務意思などを含めて個別面談をするという園もあるようなので
そういった場合はそれが伝える最良のタイミングです。

しかし大抵の園ではそのようなことは行われていないのが実情です。

園側からしても12月までに退職の意思を伝えられれば
来年度に向けて募集をかけられ、余裕をもって採用活動ができます。

また年金や保険など書類上の手続きも必要なため
これくらいがマナーだと言えます。

私も経験がありますが実際退職を伝えるのはとても気まずいです。
ただ気まずいのは少しの期間だけです。

伝えて周知された事実となってしまえばあとは以前と変わらず毎日
仕事に打ち込めば大丈夫ですからね。

みんな忙しいのでいちいち一人一人の退職についてなど
本人が考えるほどは気にしていませんから。

またドラマなどだといきなり
退職願
を提出したりしますが
日本では
退職の意思を伝えた後に書類としての退職願を提出するのがまだまだ一般的です。

転職先を見つけておく

実際3か月前までに退職を伝えるとしても
できればそれまでに転職先を決めておくのが理想です。

秋には来年度の4月勤務開始の求人もかなり増えてきます。

秋は行事などが立て続けでかなり忙しいので
夏ごろに情報収集を始めておくことをおすすめします。

希望条件を登録しておくと連絡が来るエージェントなどもおすすめです。

退職理由は?

退職理由は実際はどうあれ、赤裸々に答える必要は全くありません。

家庭の事情で退職とか
違うことにチャレンジしたいというのがよくあるパターンではないでしょうか。

違うことにチャレンジってあんた、また保育士やってんじゃん
と言われる?などという心配はいりません。

環境を変えることも充分チャレンジですし
後からそういうことを聞かれる機会がもしあったとしても
今の園では前と違って○○ができるとか違う内容なんだということを
話せばOKです。

まあだいたいそこまで突っ込んでこないですからね。

転職したい理由は人それぞれです。

転職したいと思ったらまずは情報収集するのがおすすめです。

そこからまた色々な考えが産まれるでしょうし、
今の園にとどまるもよし、次にステップアップするも良しです。

転職は自分を見つめ直すきっかけにもなります。

自分の不満は何か?
何故それが不満なの?
自分はじゃあどうしたいのか?

などたまには自分とじっくり向き合ってみることも必要ですよね。

ネットのエージェントは登録がめんどくさいなーと思う方は
まずは保育士専門の転職フェアに参加してみるのもおすすめします。

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