企業内保育所の求人が人気 保育士から見たメリットや意外なデメリットも
2023年12月8日更新
当記事は一部広告を含んでいますが、厳選したもののみ掲載しております。
一般に企業の事業所内に設置された保育所は企業内保育所と呼ばれています。
企業内保育所の求人の特徴や
保育士側から見たメリットやデメリットについてまとめました。
企業内保育の保育士求人のメリット 人気の理由は
通常、企業内保育所は企業の事業所内にあるため通常の保育園とは異なります。
一般企業の企業内保育所について
保育士側からみたメリットとしては以下のものがあげられます。
行事が少ない
企業内保育所は基本的に企業内に設置され、その企業の従業員のお子さんを預かることが主目的です。
そのため、通常の保育園で行われている運動会や一斉発表会などの大きな行事がない場合も多いです。
行事の準備やそのための残業や持ち帰りがないのは大きなメリットとなります。
休日が固定しやすい
企業内保育所は企業の営業日・時間に合わせて開設されますので
その企業が休みの日はお休みとなります。
土日休みの企業なら、保育士も土日に固定して休むことができるため
予定を立てやすく休日をとりやすいと人気が高くなります。
保護者と連絡がとりやすい
企業内保育では一部を除いてその企業内で勤務している保護者のお子さんを預かっているため
緊急事態などの際に保護者との連絡がつきやすいという安心感があります。
企業による福利厚生の利用
事業所内保育所を設置している企業によってはその社内の福利厚生をそのまま利用できる場合もあります。
各種社会保険や、社員食堂の利用、社宅や家賃補助に加えて保養所の利用といった
通常の保育園勤務ではあまり利用する機会のない福利厚生を利用できる求人は特に人気が高い傾向があります。
企業内保育所の保育士の大変さ
病院内保育
一方で企業内保育所の代表的なものとして病院内の保育所も挙げられます。
病院内保育所では職員は基本的に24時間勤務ですので保育士もそれに合わせた勤務時間が求められます。
また病気の子どもを預かる場合も多く、時節柄とてもハードな仕事になり得るのです。
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常時300ほどの求人があるそうなので、事業所内保育所と決めている方にはぜひおすすめです。
メリットの裏返しも
また一般企業でも上述のようなメリットの裏返しでデメリットと感じる保育士さんも少なくありません。
行事や発表会にやりがいを感じるタイプの保育士さんは少し物足りない・・・と思う場合もあるようです。
企業内保育の運営方法による意外なデメリットも
さらには運営方法による意外なデメリットもあります。
企業内保育を運営形態から分類すると
- 事業所内保育事業
- 企業主導型保育事業
のふたつに分かれます。
どちらでも保育士としての勤務内容に大差はありません。
しかし
事業所内保育事業は認可保育園で
企業主導型保育事業は認可外扱いとなっています。
待遇についてはその企業により異なるため認可外が一概に劣るということはなく
かえって好待遇の場合もあります。
ただし保育士のキャリアアップ研修を受ける際には認可保育園勤務の保育士さんが優先であることが多いため
認可外保育園に勤務する保育士は順番待ちとなってしまうことがあります。
公的な研修などもバリバリ受けて積極的にキャリアアップしたい!という場合は認可保育園での勤務の方がおすすめなので
企業内保育所の求人を探す際も運営方式を確認することをおすすめします!