保育士転職 面接での退職理由をどう伝える? これだけはNG!
2022年6月11日更新保育士の退職理由で一番多いのが
人間関係の悩みです。
転職活動中の面接で
「前の園を辞めた理由」についての話題になったとき
どんな感じで伝えれば良いのでしょうか?
ずばり好印象を与える答え方のコツやNGなことについてまとめました。
転職理由をどう伝える?
まず転職理由については
履歴書では基本的に理由を書く必要はありません。
前職を退職したことを書く際に
「一身上の都合により退職」と記載するのが一般的です。
さて、本題は面接時ですね。
面接時には
前職を退職した理由について特に質問されない場合もありますが
どストレートに尋ねられたり
「良ければ聞かせていただけますか?」などやんわり聞かれたりすることも多いです。
結婚や妊娠出産、転居など環境の変化を除いて
保育士の転職理由は
- 人間関係
- 給料の安さ
- 仕事量・業務の多さ
- 健康上の理由
が常に上位ランクを占めています。
参考資料>>>【厚生労働省】保育士の現状と主な取組
基本的に結婚や出産、転居などの場合はそのままストレートに答えればOKです。
それに対して人間関係に苦労して辞めたなどネガティブな理由の場合はどう伝えれば良いのか
ちょっと迷いますよね。
ズバリ
ネガティブな理由はそのまま伝えるのはあまりおすすめできません。
もちろんウソを言うのはもっとNG。
ではどうすればいいの?というあなたにコツをお伝えします。
転職理由を伝えるずらしのテクニック
例えば保育士の転職理由第1位の人間関係の悩み
上司や同僚と上手くいかず退職する・・・本当によくあります!
ただその話を
「パワハラっぽいことが日常茶飯事で精神的に・・・」などと
そのまま話すと面接の雰囲気も悪くなり
あなたのイメージまで悪くなってしまうことも。
これを回避するためのポイントは視点をずらすこと!
具体的には
上司のパワハラに参ってしまい辞めた場合なら
上司のパワハラ(同僚と合わないなども)
↓
毎日が苦痛
↓
本来の保育の業務に集中できない
↓
☆環境を変えて新たなステップへ!☆
という流れで考えて
☆環境を変えて新たなステップへ☆
という点に重点をおいて答えるんです。
たとえば面接先の園を選んだ理由をからめて
「前の園は大規模園でなかなか自分のペースをつかむことができないまま
毎日の業務をこなすことで精一杯だったのですが
ここで一旦立ち止まって自分がやりたかった保育士という仕事にしっかり向き合いたいと思い
もう少し小規模で子どもとじっくり向き合えるところに移りたいなと思うようになったことがきっかけです。」
など
人間関係の愚痴はこぼさずに、その先にある自分の希望・展望について
語るのがおすすめです!
つまり直接の理由である人間関係の悩みから
そこから抜け出してどうしたい!と思ったのかということに重点をおいて答えるんです。
給料の安さから辞めた場合も同じテクニックが使えます。
給料が安い
↓
生活の余裕がないと精神的にも余裕がなくなる
↓
家賃補助や給料アップなど好待遇を求めて転職して生活を充実させたい
↓
☆生活が充実すればスキルアップなどに対しても前向きになれる!☆
「毎日慌ただしく過ぎるばかりだったのですが一旦環境を変えて
○○にチャレンジしたいと思い・・・」
など転職先でどんなスキルアップをしたいのか等を中心に話せば良いのです。
健康上の理由の場合は
体調を崩してしまった等健康上の理由で退職した場合は
その旨を正直に話しますが
現在はしっかり回復していることを伝えれば大丈夫です。
相手に不安を持たせないことが大事ですね。
ネガティブな理由をずらしのテクニックでポジティブに
基本的には退職とは何らかのネガティブな理由があるのも当然のことです。
ただせっかくの面接ではネガティブな雰囲気を作りたくないもの。
転職理由の先にある希望の未来に視点を向けて
前向きな会話で明るい雰囲気で面接を進めてくださいね!