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保育士が好きな英語力を活かして働く場が急増中 英語ができる保育士求人はどれくらいある?

2023年12月12日更新

英語ができる保育士さん求人情報
当記事には一部広告が含まれておりますが、実績のあるものを厳選して掲載しています。

小学校で英語が必修化されてから保育園や幼稚園でも英語学習を取り入れるところが
ますます増えてきています。

体操や音楽の時間のように外部講師を招いて英語の時間を設ける園もあれば
園内の保育士による英語での時間を設けている園もあります。

また、このような学習面のみならず
日本でもグローバル化が進み、外国人居住者が多い地域では園児の国籍も多様となっています。

英語ができる保育士さんは保育はもちろん、保護者とのコミュニケーションにおいても
重宝されつつあります。

英語力を活かして保育士として働く場

インターナショナルプリスクールやプリスクール

保育士として英語力を活かして働く勤務先としてまず挙げられるのは
バリバリ英語を活用できる職場であるインターナショナルスクールやプリスクールです。

両者の定義は厳密なものではありませんが
イメージとしてはインターナショナルスクールは英語圏の子どもや帰国子女を対象とした学校のようなもの
その幼児部がインターナショナルプリと言われます。

一方でプリスクールと言われるものは一般に日本人の子どもを対象としたものであることが多いです。

 

インターナショナルスクールは基本的には全てが英語です。

先生も英語圏の人がほとんどですので通常の会話も英語で行われるのが普通です。
日常会話レベル以上の英語力が求められることがほとんどです。

インターナショナルスクールの小学校入学前の年齢の子どもたちを対象としたクラスで
英語を話せる保育士さんの求人が見られます。

 

一方プリスクールは小学校入学前の日本人の子どもが
英語教育のためなどに通うと園いうイメージです。

こちらもネイティブの先生による授業が毎日行われますが
プリスクールの保育士求人を見ると
求められる英語力には差が見られます

保育士にはネイティブほどの英語力ではなく英検2級程度やTOEIC650点以上など
かなり緩い条件の求人もあります

 

プリスクール保育士求人の例

フリーワード検索ができるジョブメドレーのサイトで検索してみると
「英語」というワードを入れると1722件もでてきました!

職種は常時英語で保育するプリスクールから、英語での読み聞かせや会話練習に力を入れている園など幅広く、それに応じて求められる英語力も違ってきます。

英語の保育士求人の現状は

英語の保育士求人を見てみる>>>ジョブメドレー

 

インターナショナルスクールやプリスクールはほとんどが認可外

インターナショナルスクールやプリスクールは
保育施設としては認可外のものがほとんどです。

認可外だと保育士の処遇改善など厚生労働省による手当などは対象外となります。

ただ認可外=待遇が悪いというわけではなく
あくまでも企業によります

また処遇改善手当の対象となる経験年数については
認可外でも加算されますので転職時のキャリアアップにも繋がります。

ご自分が納得できる待遇であるならあまり気にしなくてもよいのではないでしょうか。

 

英語力がある保育士への優遇・優先採用などのある保育園

インターナショナルプリなどのようにそこまでバリバリ英語を使わなくても、
好きな英語を活かしつつ保育士としてキャリアアップもできたらな・・・と思う場合も多いですよね。

一般の保育園でも外国人が多く住んでいる地域では
英語ができる保育士を優先して採用したり
手当がでる場合もあります。

 

またホテルや病院などの施設内保育所などでも英語ができる保育士さんの求人が見られます。

 

さらに園自体が英語教育に重点をおいているところも最近では少なくなく
TOEIC受験で好成績を出すと支援金がもらえるなど保育士さんの英語力アップをサポートしてくれる園の求人も見られます。

保育士向けの英検、幼保英検という資格もあります

採用時に見られる英語の資格というと保育士なら英検かTOEICくらいかな?と思えばそうではありません。

幼保英語検定という資格をご存じでしょうか。

以前は保育英語検定と呼ばれていたものが
現在は幼児教育・保育英語検定と名称変更され
幼保英検として実施されています。

協会のサイトによると

幼保英語検定は、幼稚園、こども園及び保育園等幼児教育施設において、英語でのコミュニケーション力の習得状況を知り、さらに向上させる機会となります。
乳幼児との会話、園内の教育・保育に焦点をあて、現場に即した実用的な英語を習得できることが大きな特色です。

とあります。

幼保英検は4級、3級、2級、準1級、1級とあり
英語が好きな方はまずは面接もなく中級クラスと言われる2級から受ける方が多いようですね。

試験は年に3回実施されていて
オンラインでも受験できます。

幼保英検4級テキスト

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本書は、「登園」から「お迎え」までの9つの章と「乳児保育」の計10章で、各章とも、保護者・園児との会話、各種文章作成と参考資料から構成されています。

テキストも楽しそうです!

通常の英検などとの大きな違いは幼児保育に必要な遊びの種類や声掛け、病気などについて英語で学ぶことができることです。

テキスト販売元のサイトで音声のダウンロードが無料でできるのでイメージもつかみやすいですよ。
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可愛い声のやり取りは幼児向けのアニメを見ているみたい。

 

実は英語好きなわたくし、次回の2級を受けてみようかな・・・と思っております。
また受験する際はこちらにまとめたいと思います。

 

英語が好きな保育士さんは多くいらっしゃると思います。

保育士として働きつつ自分の英語もますますブラッシュアップできると理想的ですね!

幼保英検の体験談はこちらです。

英語好きな保育士さんにおすすめ!幼保英語検定 2級 オンライン受験記

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