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地方限定保育士試験についての【Q&A】合格者と一部科目合格者が通常試験を受ける場合の取り扱いの違いとは?

2023年8月1日更新

地域限定保育士試験に関する疑問

特定の地域のみで実施される地域限定保育士試験では
実技試験がテストではなく講習となるため、保育士の資格を取得する裏技?ともいえます。

実施される地域以外の方にも受験するメリットは多々あり、おすすめポイントはこちらでまとめています。

保育士試験 一部科目合格者こそ活用して欲しい地域限定保育士試験 令和5年は神奈川から

2023年度(令和5年度)の後期は

  • 大阪府
  • 沖縄県

で開催ですね!

どちらも通常試験と同日開催です。

前期試験で実技に落ちてしまったという方は
8月4日から17日まで出願可能です。

>>>https://www.hoyokyo.or.jp/exam/overview/index.html

 

前期で実技が不合格という場合は、少なくとも今年度中は筆記試験が免除となるため、
出願をして講習を受ければ、地方限定保育士の資格が得られることとなります。

 

地域限定保育士試験に合格後、通常試験を受ける場合の取り扱いについて

地域限定保育士試験について、少しわかりにくい点をご質問いただいたので紹介します。

Q.
保育士試験の公式サイトで、

地域限定保育士試験の合格者は来年の通常の保育士試験を受験できるか。
その場合過去の合格科目は免除対象になるのか

という質問の回答が

受験は可能ですが、地域限定保育士試験の合格者は、筆記試験の過去の合格科目(通常・地域限定含む)は免除対象外となり初受験
扱いとなります。

とあるので、

当サイト上にある、「地域限定保育士試験の一部合格科目も3年間有効となるので早く合格するために活用できます」というのは間違いではないでしょうか?

 

A.
言葉の表現がどうしても紛らわしくなってしまうのですが
上記の保育士試験の公式サイトにある
地域限定保育士試験の合格者
というのは、すべての記科に合格後、実技の講習を受験して
地域限定保育士の資格を取得した人を指します。

地域限定保育士は合格後3年間は、合格した地域のみで保育士としての勤務が認められています。

つまりこれは地域限定保育士の資格を取得した方が
他の地域でも勤務したいなどという理由で、合格後3年経たないうちに
通常の保育士試験を受験しようとする場合に適用されるお話です。

一方で

一部合格
というのは、通常試験も地域限定試験も同様に
筆記試験の一部の科目のみ合格基準に達した場合のことで
これは、地域限定保育士試験でも通常試験と同じく
合格年度より3年間有効とされ、どちらの試験を受験する際も免除対象となります。

>>>【全国保育士養成協議会】地域限定保育士試験について

 

地域限定保育士試験の合格者=すべての筆記科目合格+実技試験(講習)合格者ということです。

 

地域限定保育士試験に合格した場合、
合格後の3年間は保育士としての勤務地が制限されますが
逆にいえば3年経てば通常の保育士としての資格が与えられどこでも勤務可能です。

 

もちろん、3年の間はその地域で勤務するしないも自由ですし、
全く他の仕事についていても3年経てば保育士の資格が与えられるのです!

地域限定保育士は3年経てば通常資格

 

以上の点で地域限定保育士試験は
その地域に住んでいる方以外にも

保育士としての勤務先はゆっくり探したいけど資格は早く確実にとっておきたい!という方や
実技試験に苦手意識がある方などにも是非活用して欲しいおすすめの制度となっているのです。

 

確実に資格を取得したい方は是非選択肢のひとつにしていただければと思います。

 

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